広告代理店を乗り換える前の引き継ぎ点検|アカウント・計測・支払いを整理する

広告代理店の引き継ぎを表す、点検表でつながれた二つの書類ケースと鍵の生成イメージ
生成画像によるイメージです。生成AI(GPT)で作成しました。実在の会社や実際の管理画面ではありません。

この記事の結論

広告代理店を乗り換えるときは、何を・誰から・どの状態で受け取るかを、広告主の側の1つの台帳にまとめます。先に乗り換えの目的と今の数字の根拠(期間・分母・除いたもの)を書き、続ける部分と変える部分を分けます。アカウントのID、契約で決まっている扱い、アクセス権は別の欄に書き、権限があることを自社の資産であることと同じに扱いません。引き継ぐ資産は1件1行にし、出す人・受け取る人・期限・受領の証跡・確認した人と日時を書き、パスワードやカードの番号、顧客の情報は台帳に書きません。支払い・共有のリスト・計測のつながりを先に確かめ、止まる場合があることを前提に、段階と承認の関門を置いて切り替えます。支払いは承認した順番で1回だけ切り替え、計測のテストは新旧を分けて記録します。受け取っただけのものや欠品を完了と数えず、確認済みだけを数えます。切り替えの7日後に引き継ぎが閉じたかを見て、28日後に同じ数え方で続ける・直す・保留を決めます。日程は見直しの区切りで、成果が出る時期を示すものではありません。

この記事で確認できること

  • 乗り換えの目的の書き方と、今の数字の根拠(期間・分母・除いたもの)、続ける・一部を変える・作り直すの分け方、アカウントID・契約上の資産・アクセス権の違いと、自社の管理者の人数の確かめ方
  • 引き継ぐ資産の5つの群と台帳の欄、6つの状態、受領の証跡と台帳に書かない情報、旧代理店・新代理店・広告主の役割と2つの期限、支払い・共有のリスト・計測・ページ・ドメイン・素材・同意のつながりの確かめ方
  • 5つの段階と承認の関門、引き継ぎの前・当日・後の確認、欠品・担当の不在・二重の運用・数字の不一致・延期の扱い、架空の8件の台帳での優先順位、時点と分母の数え方、7日後・28日後の見直し、登録不要の20項目の点検表と受領票

結論:乗り換えの前に「何を・誰から・どの状態で受け取るか」を台帳にする

広告の運用を任せている代理店を変えると決めたとき、つい新しい代理店の提案や、次の月の広告の内容に目が向きます。ただ、切り替えの当日やその後に困りうる点として、広告の中身とは別に、引き継ぎの抜けがあります。例えば、支払いの設定が前の代理店の側に残っている、問い合わせの計測が前の代理店の設定に頼っている、ページを直す権限を自社も新しい代理店も持っていない、といった抜けです。どれも、切り替える前に確かめておけば、扱いを決めてから進められる点検の対象です。

この記事では、広告主の側で、代理店の乗り換えの前後に何を確かめ、誰から何を受け取り、どの状態になったら次へ進むかを決める手順を、登録なしで使える20項目の点検表と受領票にまとめます。結論を先にまとめると、次の5つです。

  1. 乗り換えの目的と、今の数字の根拠を先に1枚に書き、続ける部分と変える部分を分ける
  2. アカウントのID、契約で決まっている資産、アクセス権を別々に書き、「権限がある」と「自社の資産である」を同じに扱わない
  3. 引き継ぐ資産を1件1行の台帳にし、出す人・受け取る人・期限・受領の証跡・確認した人を書く。パスワードやカードの番号は台帳に書かない
  4. 支払い・共有しているリストやタグ・計測のつながりを先に確かめ、止まる場合があることを前提に、段階を分けて切り替える
  5. 受け取っただけの資産を完了と数えず、切り替えの7日後に回っているかを見て、28日後に同じ数え方で続ける・直す・保留を決める

この記事が向いている方

小さな会社や店舗で、検索広告やSNSの広告の運用を外部の代理店に任せていて、代理店の変更を考えている、または変更が決まった経営者や担当者を主な読者として考えています。社内に広告の専任の担当者がいなくても、表計算のシートと、この記事の点検表から始められる手順にしています。

この記事で扱わないこと

新しい代理店の選び方や料金の比べ方、契約書の読み方や法律の判断、広告の管理画面での具体的な操作の手順は扱いません。広告の費用が日々の予算を超えたときの点検はGoogle広告が日予算を超えたときの確認手順、広告から問い合わせまでのどこで止まっているかの切り分けはリスティング広告の効果がないときに、問い合わせまでのどこを直すかを決める点検手順で扱っています。この記事は、乗り換えのときの引き継ぎに絞ります。

先にお伝えしておくこと

この記事の手順、台帳と受領票の項目、段階の分け方、点検表は、Akatsuki編集部の実務の提案です。特定の会社で効果を測った結果ではなく、乗り換えによって広告の費用が下がることや、問い合わせが増えることを約束するものではありません。また、手順のとおりに進めても、切り替えの途中で広告が止まらないことを約束するものではありません。

Google広告の仕組みのうち、提供元の公式の説明で確かめた内容には【公式情報】、編集部の考えや提案には【編集部の提案】と書いています。本文の「出典1」などの番号は、記事の下の一次情報の番号に対応しています。記事に出てくる会社・資産・日時・件数は、説明のための架空の例です。

最初に決める:乗り換えの目的・今の数字の根拠・続ける部分

引き継ぎの項目を書き出す前に、なぜ乗り換えるのかを1枚にまとめます。目的が決まっていないと、何を必ず受け取り、何は受け取らなくてよいかが決められません。

目的は1つの文で書く

【編集部の提案】「成果が出ないから」だけでは、次の代理店に何を頼み、乗り換えた後に何を比べるかが決まりません。次のように、困っていることと、乗り換えで変えたいことを1つの文で書きます。

  • 月ごとの報告では広告の費用とクリックの数しか分からず、問い合わせの件数との関係を説明してもらえないため、問い合わせまでを一緒に見てくれる代理店に変えたい
  • 広告の文やページの変更を頼んでから反映までに時間がかかるため、変更の手順と期限を決められる代理店に変えたい
  • 担当者が何度も変わり、これまでの判断の理由が残っていないため、記録を残す運用に変えたい

目的の文は、新しい代理店との最初の打ち合わせで共有し、7日後・28日後の見直しのときにも読み返します。

今の数字の根拠を書き残す

【編集部の提案】乗り換えの前の数字は、後で比べるための基準になります。ただし、数字を書き写すときは、期間と分母を必ず一緒に書きます。

乗り換えの前に書き残す数字(編集部の提案)
項目書くこと書き方の例(架空)
期間何月何日から何日までか(曜日の並びも)10月19日(月)〜11月15日(日)の28日間
広告の費用管理画面の費用か、請求書の金額か管理画面の費用(請求額とは別)
問い合わせ広告の画面の数か、受付で数えた数か受付の台帳で数えた件数
除いたものテストの送信、営業の連絡、重複テストの送信2件を除いた
書いた人と日時誰が、いつ、どの画面から写したか(期間が終わった後に写す)広告主の担当・11月16日(月)9時

期間の途中で写した数字は、その後の日の分が入っていないため、比べる基準にしません。この例では、期間の最後の日の翌朝に、切り替えの作業を始める前に写しています。費用の数字を比べるときは、管理画面の費用か請求書の金額かを決めておき、2つを混ぜないようにします。広告の画面の問い合わせの数と、受付で数えた件数が合わないときの確かめ方は、GA4の問い合わせコンバージョンが受付件数と合わないときに確かめる順番で扱っています。

続ける部分と、変える部分を分ける

乗り換えると決めても、すべてを作り直す必要はありません。続ける部分を先に決めておくと、引き継ぎで受け取るものの優先順位がはっきりします。

続ける・一部を変える・作り直すの分け方(編集部の提案)
判断当てはまる場面引き継ぎで優先すること
続ける今の広告の構成と計測は使えるが、報告や連絡の仕方を変えたいアカウントのアクセス権、計測の設定、過去の記録
一部を変える一部の広告やページを直したいが、計測や支払いはそのまま使う直す対象の資産の原本、変更の履歴
作り直す計測の設定が分からない、記録が残っていないなど、今の状態を説明できない今の状態の記録(画面の写し・設定の一覧)を、作り直す前に残すこと

「作り直す」場合でも、作り直す前の状態の記録は残します。前の設定が分からないまま作り直すと、前と後の数字を比べられなくなるためです。

前の代理店の評価を、少ない件数で決めない

【編集部の提案】問い合わせが月に数件の規模では、1か月の件数の増減が、季節や休業日、ほかの集客の影響でも動くことがあります。乗り換えの理由を書くときは、「件数が減ったから」とだけ書かず、どの期間のどの数字を、どの数字と比べたかを残します。前の代理店の仕事の良し悪しを、少ない件数だけで決めないことは、新しい代理店の仕事を見直すときにも同じです。

アカウントID・契約上の資産・アクセス権を分ける

引き継ぎで混同しやすいものに、「アカウントがある」「アカウントを使える」「アカウントが自社のものである」の3つです。台帳では、この3つを別の欄に書きます。

3つの言葉の違い(編集部の提案)
言葉意味台帳に書くこと
アカウントのID広告の管理画面で、そのアカウントを指す番号番号と、そのアカウントの名前
契約上の資産契約で、誰のものとして扱うと決めているもの契約書の該当する条項の場所(内容は写さない)
アクセス権誰が、どの範囲でそのアカウントを使えるか使える人と権限の種類、確かめた日時

「権限がある」は「自社の資産である」とは限らない

【編集部の提案】自社の担当者が管理者のアクセス権を持っていても、それだけで、そのアカウントや中の広告、制作物、データが契約上どう扱われるかが決まるわけではありません。反対に、自社の名義のアカウントでも、前の代理店だけが管理者になっていることがあります。

台帳では、アクセス権の欄と、契約上の扱いの欄を分けます。契約上の扱いは、契約書のどこに書かれているかだけを記録し、解釈が分かれそうな点は「要確認」として、契約の担当者や専門家に確かめます。この記事では、契約上の扱いを判断しません。

アクセス権の確かめ方

【公式情報】Google広告では、招待を受けた人は招待を承認してからアカウントを使えるようになり、誰がどのアクセス権を持っているかは「アクセスとセキュリティ」で確かめられます。管理者が1人だけだと、その人がいなくなったときにタグへのアクセスを失うおそれがあるため、ほかの管理者を追加しておくことがすすめられています(出典1)。

【編集部の提案】広告主の側では、次の3つを確かめ、確かめた日時と人を台帳に書きます。

  • 自社の社員が、管理者のアクセス権を持っているか。持っているのが1人だけではないか
  • 前の代理店の担当者や、すでに退職した人のアクセス権が、どの範囲で残っているか
  • 新しい代理店に、いつ、どの範囲のアクセス権を渡す予定か

アクセス権を実際に外したり変えたりする操作は、この点検の中では行いません。外す日と、外す前に確かめることを、後の節の段階に沿って決め、自社の管理者の判断で行います。ほかの広告の媒体の権限の仕組みは、この記事では確かめていないため、各媒体の最新の案内と自社の画面で確かめてください。

引き継ぐ資産を棚卸しする

目的と言葉の区別が決まったら、引き継ぐものを1件1行で書き出します。広告のアカウントだけでなく、広告から問い合わせまでの流れに関わるものをすべて並べます。

広告の引き継ぎで確かめる資産を、広告・支払い・計測・ページ・素材と記録の5つの群に分け、それぞれに台帳で書く4つの欄を添えた説明図
図:引き継ぐ資産の5つの群と台帳の欄(Akatsuki編集部作成)図を拡大して見る

図の内容:上の段に、広告(アカウントのアクセス権、共有のリスト)、支払い(支払いの方法、請求書の宛先)、計測(コンバージョンの設定、タグ、UTMの名前の決まり)、ページ(LPとフォーム、ドメイン、フォームの通知先)、素材と記録(画像と広告文の原本、過去のレポート、変更の理由)の5つの群を並べています。下の段には、すべての資産で台帳に書く4つの欄として、今の持ち主と置き場所、出す人と受け取る人、受領の証跡、確認した人と日時を並べています。下の注記に、受け取っただけでは完了と数えず、確認した人と日時がそろって完了とすること、パスワードやカードの番号は台帳に書かないことが書かれています。

資産の一覧

【編集部の提案】次の表は、広告主の側で書き出しておきたい資産の一覧です。使っていないものは「対象外」と書き、空欄にはしません。空欄のままだと、確かめた結果ないのか、まだ確かめていないのかが分からなくなるためです。

広告の引き継ぎで書き出す資産(編集部の提案)
群資産確かめること
広告広告のアカウントとアクセス権名義、管理者の人数、前の代理店の権限の範囲
広告共有しているリストやタグどのアカウントで作られ、どこから共有されているか
支払い支払いの方法と請求書の宛先誰が支払いを管理し、請求書がどこに届くか
計測コンバージョンの設定とタグどのアカウントの設定を使い、何を数えているか
計測配布リンクの名前の決まりUTMの付け方と、配ったリンクの一覧
計測GA4などの分析の画面のアクセス権名義と、管理者の人数
ページLPとフォーム編集できる人、フォームの通知が届く先
ページドメインとサーバー契約の名義と、更新の期限
素材と記録画像・動画・広告文の原本原本の置き場所と、使ってよい条件
素材と記録過去のレポートと変更の理由期間、数字の定義、判断の記録

1行に書く欄

【編集部の提案】台帳の1行は、1つの資産にします。同じアカウントでも、アクセス権と支払いは別の行にします。受け取る人も、確かめる人も違うためです。

引き継ぎの台帳の欄(編集部の提案)
欄書くこと
番号A-01のような通し番号
資産何を引き継ぐか(1行に1つ)
今の持ち主と置き場所名義と、どこにあるか
出す人・受け取る人旧代理店・新代理店・広告主のうち誰から誰へか(担当者は1人)
状態次の節の6つの状態のどれか
期限日付と時刻
受領の証跡受け取ったことが後から分かる記録の置き場所
確認した人と日時中身を確かめた人と、確かめた日時
切り替えへの影響欠けたままだと、切り替えの日を動かすかどうか

6つの状態

【編集部の提案】状態の言葉を決めておかないと、「たぶん受け取った」「もらったはず」といった言葉が台帳に残ります。次の6つから選びます。

引き継ぎの資産の6つの状態(編集部の提案)
状態条件完了と数えるか
未依頼まだ出す人へ依頼していない数えない
依頼済み(未受領)依頼したが、まだ受け取っていない数えない
受領済み・確認待ち受け取ったが、中身をまだ確かめていない数えない
確認済み中身を確かめ、確認した人と日時を書いた数える
欠品出す人から、ない・出せないと返事があった。または期限までに届かず、承認する人が欠品と決めた数えない
対象外自社では使っていない、または今回は引き継がないと決めた分母から除く

「受領済み・確認待ち」を完了と数えないことが、この台帳でいちばん大切な決まりです。受け取ったファイルが古い版だった、アクセス権の招待は届いたが承認されていなかった、といったことは、中身を確かめるまで分かりません。

受領の証跡を残し、秘密の情報は台帳に書かない

引き継ぎの台帳は、旧代理店・新代理店・広告主の3者が見ることがあります。見る人が増えるほど、書いてはいけない情報をはっきりさせておく必要があります。

台帳に書かないもの

【編集部の提案】次の情報は、台帳や受領票、連絡のメールの本文に書きません。

  • パスワード、確認のためのコード、復旧用のコード
  • クレジットカードや銀行の口座の番号
  • 顧客のリストの中身(名前・メールアドレス・電話番号など)
  • 契約書の本文の写し

アクセスに必要な情報は、台帳ではなく、それぞれの会社が決めた方法で受け渡します。共有のアカウントやパスワードの受け渡しで引き継ぐのではなく、それぞれの担当者が自分のアクセス権で入れるようにすることをすすめます。誰がいつ何をしたかを、後から分けて確かめやすくなるためです。

受領の証跡に残すもの

【編集部の提案】受領の証跡は、「受け取った」と言える根拠を、後から別の人が確かめられる形で残すものです。

資産ごとの受領の証跡の例(編集部の提案)
資産証跡として残すもの残さないもの
アクセス権権限の一覧を確かめた日時と、確かめた人の名前招待のメールの本文や、確認のコード
支払い支払いの設定を確かめた日時と、確かめた人カードや口座の番号
過去のレポート受け取ったファイルの名前、期間、受け取った日時顧客の個人情報を含む行
計測の設定設定の一覧と、テストで確かめた日時テストで使った個人の連絡先
素材の原本置き場所と、使ってよい条件の書面の有無条件が分からない素材の再配布

画面の写しを残す場合も、パスワードや個人情報が写っていないかを確かめてから保存します。写っている場合は、その部分を見えないようにするか、写しの代わりに文章で記録します。

台帳を見られる人を限る

台帳は、引き継ぎに関わる担当者だけが見られる場所に置きます。旧代理店に見せる範囲と、新代理店に見せる範囲が違う場合は、台帳を分けるのではなく、見せる列を絞った写しを渡し、正本は広告主の側に1つだけ置きます。正本が2つあると、どちらが新しいかを照合する手間が増えるためです。

旧代理店・新代理店・広告主の役割と期限

引き継ぎの抜けは、「誰かがやっていると思っていた」ところから起こりえます。3者の役割を、最初の打ち合わせで表にして合意しておきます。

3者の役割の分け方の例(編集部の提案)
役割旧代理店新代理店広告主
資産の一覧を出す出す足りないものを指摘する正本の台帳に写す
アクセス権を渡す依頼を受けて対応する招待を承認する管理者として権限の一覧を確かめる
中身を確かめる質問に答える設定やファイルを開いて確かめる確認した人と日時を書く
切り替えの判断判断しない準備が済んだかを伝える承認する人が決める
期限の管理受けた依頼の期限を守る確かめる期限を守る台帳の期限を見て、遅れを連絡する

広告主の側に、窓口と承認する人を1人ずつ置く

【編集部の提案】広告主の側では、引き継ぎの窓口になる人と、切り替えを承認する人を1人ずつ決めます。少人数の会社では同じ人が兼ねてもかまいませんが、その場合は、承認する前に台帳を見てもらう2人目を決めておきます。窓口の人が不在になる日は、代わりの人と、その間の連絡先を先に旧代理店と新代理店へ伝えます。

期限は、依頼の期限と確かめる期限を分ける

【編集部の提案】1つの資産には、少なくとも2つの期限があります。旧代理店が出す期限と、受け取った後に中身を確かめる期限です。出す期限だけを書くと、受け取った後に誰も確かめないまま、切り替えの日が来ることがあります。

1つの資産に書く期限(編集部の提案)
期限誰の期限か例(架空)
依頼の期限出す人旧代理店が11月12日(木)12時までに出す
確かめる期限確かめる人新代理店が11月13日(金)17時までに確かめる
判断の期限承認する人広告主が11月12日(木)18時に暫定の判断をし、確かめる期限の後の11月13日(金)18時に、切り替えの日を動かすかを最終に決める

期限は日付だけでなく時刻まで書きます。「木曜まで」だと、木曜の朝なのか、終業の後なのかで、受け取る側の予定が変わるためです。

依頼は、資産ごとに1つの連絡にまとめる

旧代理店への依頼は、台帳の番号ごとに、何を、どの形で、いつまでに出してほしいかを書きます。

【編集部の提案】依頼の文面の例(架空)は次のとおりです。

  • 台帳A-04:旧代理店のアカウントで作られ、当社のアカウントで使っているリストの一覧(リストの名前と、使っている広告グループの名前)を、11月12日(木)17時までに表で共有してください。リストの中身(顧客の情報)は不要です

依頼の文面には、資産の番号を必ず書きます。返事が届いたときに、台帳のどの行の状態を書き換えるかがすぐ分かるためです。

支払い・共有のリスト・計測のつながりを確かめる

切り替えで広告が止まったり、問い合わせの数が数えられなくなったりする原因になりうるものとして、目に見える広告の中身とは別に、アカウントの外とのつながりがあります。この記事では、前の代理店の側の管理用のアカウント(Google広告のマネージャーアカウント。以下、旧MCC)に自社のアカウントがつながっている場面を例にします。乗り換えでは、このつながりを外す場面が出てきます。

Google広告で、つながりを外す前に確かめる条件

【公式情報】旧MCCで共有したリマーケティングのリストを使う広告グループや、そのリストで除外するキャンペーンは、止まる場合があります。旧MCCのアカウントをまたぐコンバージョンの計測では、外した後のクリックに対応するコンバージョンは記録されず、外す前のクリックによるものは計測の期間内なら記録されます。月ごとの請求書払いで旧MCCが支払いを管理している場合、外すと広告が止まるため、先に請求の設定が要ります(出典2)。

【編集部の提案】上の説明は、それぞれの条件に当てはまる場合のものです。当てはまるかどうかを確かめないまま外す日を決めないよう、広告主の側では、次の3つを台帳の行として確かめます。

  • 支払い:支払いの方法と、支払いを管理している側を書く
  • 共有のリスト:前の代理店の側で作られたリストを使っている広告グループやキャンペーンの一覧を受け取る
  • 計測:問い合わせを数えている設定が、どのアカウントのものかを書く

ここでの確認は、条件に当てはまるかを見るためのものです。外したときに何が起きるかの説明は、上の公式の説明の段落を正本にし、台帳や連絡の文面に言い換えて書き写すことはしません。

支払いは、並べて動かさない

【編集部の提案】支払いの設定は、新しい設定と前の設定を同時に動かして様子を見るものではありません。新しい支払いの設定を用意し、有効であることを確かめ、承認する人が認めた順番で1回だけ切り替えます。2つの支払いが同時に有効になって二重に支払う状態や、前の代理店と新しい代理店が同じ広告を別々に出す二重の配信の状態は作りません。順番は、例えば「新しい支払いの設定が有効と確かめる→承認する人が切り替えを認める→切り替える→前の支払いの設定が使われていないことを確かめる」のように書き、各段の担当と時刻を決めます。

計測は、新旧を分けてテストする

【編集部の提案】計測が前の代理店の側の設定に頼っている場合は、新しい計測の設定を先に用意し、計測を受け持つ担当者が確かめながらテストします。テストでは、前の設定と新しい設定のどちらで記録されたかを分けて書き、同じ問い合わせを新旧の両方で数えて合計しないようにします。また、広告の配信の調整に使う数字として、新旧の両方の設定を同時に使うことがないよう、どちらの設定を使うかを担当者が決め、決めた日時を変更の記録に残します。

テストの送信は、問い合わせの件数から除けるように、送った日時と送った人を受付の台帳に書いておきます。テストの送信が混じったまま切り替えの前と後を比べると、切り替えた直後の件数が多く見えることがあるためです。

ほかの媒体のつながり

SNSの広告など、Google広告以外の媒体にも、支払い、共有の設定、計測の設定のつながりがあることがあります。どの媒体で何が起きるかは、この記事では確かめていません。媒体ごとに、つながりを外したときに何が起きるかを、新しい代理店にその媒体の最新の案内で確かめてもらい、確かめた内容と日時を台帳に書きます。

ページ・ドメイン・制作素材・同意と個人情報

広告から問い合わせまでの流れには、広告のアカウントの外にあるものも含まれます。ここが抜けると、切り替えた後に「広告は動いているのに、ページを直せない」「問い合わせの通知がどこに届いているか分からない」といったことが起こりえます。

LPとフォーム

【編集部の提案】LP(広告の行き先のページ)とフォームについて、次の点を確かめます。

  • LPを編集できるのは誰か。前の代理店だけが編集の権限を持っていないか
  • LPが前の代理店のサーバーやドメインに置かれていないか。置かれている場合、切り替えた後もそのページを使えるか
  • フォームの通知が、前の代理店の担当者のメールアドレスにも届いていないか
  • フォームの送信の後に表示されるページや、計測のタグがどこで設定されているか

前の代理店のサーバーにLPがある場合は、そのページを使い続けられる期間を、前の代理店に確かめます。使えなくなる日が分からないまま切り替えると、広告の行き先がなくなるおそれがあります。

ドメインとサーバー

ドメインやサーバーの契約の名義と、更新の期限を確かめます。名義が前の代理店になっている場合の扱いは契約によって違うため、この記事では判断しません。台帳には、名義と更新の期限、契約書の該当する条項の場所を書き、扱いは契約の担当者が確かめます。

配布リンクの名前の決まり

広告やSNS、メールで配っているリンクに付けているUTMの名前の決まりも、引き継ぐ資産の1つです。決まりが引き継がれないと、新しい代理店が別の名前を付け始め、切り替えの前と後で集計の名前がそろわなくなります。名前の決まりの作り方と、配ったリンクの一覧の残し方は、UTMパラメータの設定と命名ルールで扱っています。

制作素材と使ってよい条件

【編集部の提案】画像や動画、広告の文の原本は、置き場所だけでなく、使ってよい条件も確かめます。前の代理店が素材集から選んだ画像や、撮影を外部に頼んだ写真は、使ってよい範囲や期間が決まっていることがあります。前の代理店から条件の書面を出せないと返事があった素材は、台帳では「欠品」とし、条件が分かるまで新しい広告に使わないことをすすめます。

今出ている広告に同じ素材が使われている場合は、その広告で使ってよい条件も確かめます。条件が分からないままの場合に、今の広告を止めるか、別の素材に差し替えるか、確かめる間はそのまま出すかは、承認する人が判断し、判断した日時と理由を記録します。使ってよいかどうかの法的な判断は、この記事では扱いません。

同意と個人情報

顧客のリストを広告に使っている場合や、ページで計測のための同意を求めている場合は、引き継ぎで扱いを確かめます。

  • 顧客のリストを広告に使うときの同意を、どの文面で、いつ取っているか
  • リストの中身を、前の代理店がどこに保管しているか。引き継いだ後に削除してもらう必要があるか
  • ページの同意の表示や、個人情報の扱いの文面を、誰が更新するか

リストの中身は台帳に書かず、受け渡しの方法と、受け渡した後の削除の依頼の有無だけを書きます。同意の取り方や個人情報の扱いが法令や契約に合っているかの判断は、この記事では扱いません。判断が要る場合は、社内の担当者や専門家に確かめてください。

段階で切り替える:止まる場合を前提に計画する

引き継ぎの当日にすべてを一度に切り替えると、問題が起きたときに、どの変更が原因かを分けられません。段階を分け、各段階の終わりに次へ進むかを決めます。

代理店の乗り換えを、準備、受領と確認、切り替え前の点検、切り替え、前の権限の整理の5つの段階に分け、段階の間に承認の関門を置いた説明図。関門を通れない場合は前の段階へ戻る矢印がある
図:乗り換えの5つの段階と承認の関門(Akatsuki編集部作成)図を拡大して見る

図の内容:左から「準備」「受領と確認」「切り替え前の点検」「切り替え」「前の権限の整理」の5つの段階を矢印でつないでいます。段階と段階の間には承認の関門があり、関門ごとに、台帳の該当する行が確認済みか、承認する人が決めたかを確かめることが書かれています。関門を通れない場合は、前の段階へ戻る矢印があります。下の注記に、支払いは承認した順番で1回だけ切り替え、二重の支払いや二重の配信の状態を作らないこと、切り替えの途中で広告が止まる場合があることを前提にし、止まらないことを約束しないこと、前の代理店の権限の整理は計測の確認が済んでから行うことが書かれています。

5つの段階

乗り換えの5つの段階と、次へ進む条件(編集部の提案)
段階すること次へ進む条件
準備目的と今の数字を書き、台帳を作り、3者で役割と期限を合意する台帳の全行に、出す人・受け取る人・期限がある
受領と確認資産を受け取り、中身を確かめる切り替えの日を動かす行がすべて確認済み
切り替え前の点検新しい支払いの設定が有効かを確かめ、切り替えの順番を決める。新しい計測を、新旧を分けてテストする。中止の条件を決める支払いの切り替えの順番が承認され、テストの記録を新旧で分けて確かめた
切り替え支払いを承認した順番で1回だけ切り替え、運用の担当を新しい代理店へ移す承認する人が、当日の確認の結果を見て決めた
前の権限の整理前のMCCとのつながりや前の代理店の権限を、決めた範囲で外す計測の確認、共有のリストの代わりの準備の確認、受け取りの漏れの最終の確認が済んだ

止まる場合を前提にする

【編集部の提案】段階を分けても、切り替えの途中で広告が止まる、または数字が数えられない期間が出る場合があります。止まらないことを前提に計画するのではなく、止まった場合に誰が気づき、誰が判断し、どこへ戻すかを先に決めます。

  • 切り替えの当日と翌日は、広告の配信の状態と、問い合わせの受付を、決めた時刻に確かめる人を置く
  • 止まったときに、前の状態に戻すのか、新しい設定で直すのかを判断する人を決める
  • 売り上げに大きく関わる時期(繁忙期や催事の直前)は、切り替えの日に選ばない

二重の運用の期間を決める

前の代理店と新しい代理店の両方が同じアカウントを触れる期間は、短く区切ります。この期間は、どちらが何を変えてよいかを決め、変えたら台帳とは別の変更の記録に書きます。両方が同じ設定を変えると、誰の変更で数字が動いたかが分からなくなります。

引き継ぎの前・当日・後の承認チェック

段階の関門で確かめることを、引き継ぎの前・当日・後の3つの時点に分けてまとめます。承認する人は、各時点の項目がそろっていることを見て、次へ進むかを決めます。

引き継ぎの前(切り替えの日の数日前まで)

【編集部の提案】

  • 台帳の全行に、出す人・受け取る人・期限・状態がある
  • 支払い・共有のリスト・計測の3つの行が、確認済みか、切り替えの日を動かすと決めてある
  • 自社の社員の管理者が2人以上いる、または2人目を追加する日が決まっている
  • 切り替えの当日に確かめる人と、止まったときに判断する人が決まっている
  • 切り替えの前の数字(期間・分母・除いたもの)が書き残してある

当日

【編集部の提案】

  • 決めた時刻に、広告の配信の状態と、支払いの状態を確かめた
  • 支払いが承認した順番で1回だけ切り替わり、二重の支払いや二重の配信の状態になっていないことを確かめた
  • テストの送信で、問い合わせの通知と計測の記録が届くことを確かめ、テストの送信を受付の台帳に書いた
  • 前の代理店と新しい代理店の、当日の変更の内容が変更の記録に残っている
  • 承認する人が、当日の確認の結果を見て、切り替えを続けるかを決めた

当日の確認と、中止・再確認の例(架空)

【編集部の提案】当日は、確かめる時刻と、中止の条件を先に書いておきます。架空の住宅リフォームの会社では、切り替えの日の11月16日(月)を次のように決めました。

切り替えの日の確認の順番(架空、仮の値)
時刻すること担当中止・再確認の条件
9時前の28日間の数字を写す広告主の窓口なし(写した日時を書く)
10時新しい支払いの設定が有効かを確かめる広告主の窓口有効と確かめられなければ、支払いを切り替えない
10時30分承認した順番で支払いを切り替え、前の設定が使われていないことを確かめる新代理店の担当二重の支払いや二重の配信の状態に見えたら、次の段へ進まず承認する人へ連絡する
11時テストの送信を1件送り、通知と新しい計測の記録を確かめる新代理店の担当通知か記録が届かなければ、運用の担当の切り替えを止め、原因を確かめる
12時確認の結果を見て、切り替えを続けるかを決める承認する人(社長)1つでも条件に当たれば、続けるか戻すかをこの時刻に決める

中止の条件に当たった場合は、どこまで進んだかを変更の記録に書き、承認する人が「その場で直して再確認する」か「切り替えを止めて、前の状態で運用を続ける」かを決めます。再確認する場合は、同じ表の同じ行からもう一度確かめ、確かめた時刻を書き足します。止めた場合は、前の代理店に、運用を続けてもらえる期間を確かめます。どちらの場合も、確かめないまま「たぶん大丈夫」として次の段へ進むことはしません。

引き継ぎの後(切り替えの7日後まで)

【編集部の提案】

  • 「受領済み・確認待ち」と「欠品」の行が残っていない、または残る理由と次の期限が書いてある
  • 前のMCCとのつながりや前の代理店の権限を外す日と範囲は、計測の確認と、共有のリストの代わりの準備の確認が済んでから決めると記録した
  • フォームの通知の宛先から、前の代理店の担当者を外す必要があるかを確かめた
  • 7日後と28日後の見直しの日が予定表に入っている

承認の記録

承認は口頭で済ませず、承認した人、日時、何を見て決めたかを1行で残します。例えば「11月13日(金)18時、承認する人(社長)、台帳のA-01〜A-04が確認済み、共有のリストの代わりの準備(変更の記録のC-01)は未完了のため、運用の担当の切り替えは予定どおり11月16日(月)、前のMCCとのつながりを外す日はC-01の確認の後に決める(架空)」のように書きます。後から判断の理由をたどれるようにするためです。

例外:欠品・元の担当の不在・二重の運用・数字の不一致

台帳どおりに進まない場合に備えて、起こりうる例外と、そのときの扱いを先に決めておきます。

欠品:出せない、ないと言われたとき

【編集部の提案】旧代理店から「その資料はない」「出せない」と返事があった場合は、台帳の状態を「欠品」にし、返事の日時と理由を書きます。そのうえで、欠けたままだと切り替えの日を動かすかを判断します。

  • 切り替えの日を動かす欠品:支払いの設定、計測の設定、使っているリストの一覧など、欠けたままだと広告が止まる、または数えられなくなるもの
  • 動かさない欠品:過去の一部のレポート、古い素材など、欠けても今の運用は続けられるもの

動かさない欠品も、完了とは数えません。新しい代理店が代わりに作るのか、なくても進めるのかを決め、決めた内容を台帳に書きます。

元の担当の不在:旧代理店の担当者が休み、または退職したとき

旧代理店の担当者が不在のときは、旧代理店の代わりの窓口を確かめ、台帳の「出す人」を書き換えます。返事がないまま期限が近づく場合は、承認する人が期限を延ばすか、欠品として扱うかを決めます。担当者の不在を理由に、状態を「確認済み」に書き換えることはしません。

二重の運用:両方の代理店が同じ設定を変えたとき

前の節の二重の運用の期間に、両方の代理店が同じ設定を変えた場合は、変更の記録で順番を確かめ、どちらの変更を残すかを承認する人が決めます。決めるまでは、同じ設定をそれ以上変えないよう、両方へ伝えます。

数字の不一致:前と後で数え方が合わないとき

切り替えの後に、前の代理店のレポートの数字と、新しい代理店のレポートの数字が合わないことがあります。原因は、期間の区切り、時間帯、費用か請求額か、テストの送信を除いたかどうか、数えている計測の設定の違いなど、いくつも考えられます。合わない理由を確かめる前に、どちらかの代理店の仕事の良し悪しを決めることはしません。まず、次の節の台帳の数え方と同じように、期間と分母と数えた設定をそろえます。

切り替えの日を延ばすとき

【編集部の提案】欠品や確認の遅れで切り替えの日を延ばす場合は、延ばした期間に、誰が広告の運用を続けるかを先に決めます。前の代理店との契約の終わりの日と、新しい代理店との契約の始まりの日の間に、運用する人がいない日ができることがあるためです。契約の期間をどう扱うかは契約の担当者が確かめ、台帳には、延ばした理由、新しい予定日、その間に運用を続ける人と、その人が変えてよい範囲を書きます。延ばした回数も記録に残し、同じ理由で2回以上延びた場合は、その資産を欠品のまま進める方法がないかを承認する人が検討します。

乗り換えの後の広告と計測を、一緒に点検したいとき

AkatsukiのWEB広告運用の支援では、広告・ページ・フォーム・計測を一つの流れで点検し、止まっている場所から直します。

WEB広告運用の支援を見る

あわせて見る:広告・Web改善の支援

架空の8件の台帳で判断する

ここからは、架空の住宅リフォームの会社を例に、台帳を使った判断を見ます。この会社は11月2日(月)に代理店の乗り換えを決め、切り替えの予定日を11月16日(月)にしました。広告主の窓口は社員1人で、承認する人は社長です。次の表は、11月10日(火)17時の時点の台帳です。

架空の住宅リフォームの会社の台帳(11月10日(火)17時の時点、仮の値)
番号資産出す人→受け取る人状態次の期限確認した人と日時切り替えへの影響
A-01広告のアカウントのアクセス権広告主→新代理店確認済み済広告主の窓口・11月9日(月)15時動かす
A-02支払いの設定(支払いの方法と、管理している側)旧代理店→広告主依頼済み(未受領)出す・11月12日(木)12時まだ動かす
A-03コンバージョンの計測の設定旧代理店→新代理店受領済み・確認待ち確かめる・11月13日(金)17時まだ動かす
A-04使っているリストの一覧旧代理店→新代理店依頼済み(未受領)出す・11月12日(木)17時まだ動かす
A-05過去12か月のレポート旧代理店→広告主確認済み済広告主の窓口・11月6日(金)14時動かさない
A-06LPの編集の権限旧代理店→新代理店依頼済み(未受領。旧代理店の担当者が11月11日(水)まで休み)出す・11月12日(木)12時まだ動かさない
A-07画像と広告の文の原本旧代理店→新代理店欠品(11月9日(月)に、使ってよい条件の書面は出せないと旧代理店から返事)扱いを決める・11月13日(金)17時まだ動かさない
A-08UTMの名前の決まりと配布リンクの一覧旧代理店→広告主受領済み・確認待ち確かめる・11月11日(水)17時まだ動かさない

「次の期限」の欄には、日時だけでなく、その期限が何の期限か(出す・確かめる・扱いを決める)も書きます。同じ行でも、出す期限と確かめる期限は別のものです。

状態ごとの件数

この時点の8件を状態ごとに数えると、確認済みが2件(A-01、A-05)、受領済み・確認待ちが2件(A-03、A-08)、依頼済み(未受領)が3件(A-02、A-04、A-06)、欠品が1件(A-07)です。対象外の行はないため、分母は8件です。

A-06は、担当者が休みで届いていないだけで、出せないという返事はまだありません。期限もまだ来ていないため、欠品ではなく依頼済み(未受領)のままにします。A-07は、出せないという返事があったため欠品です。

受け取ったものは4件(A-01、A-03、A-05、A-08)ありますが、そのうち中身を確かめた確認済みは2件です。完了と数えるのは確認済みの2件だけで、確認済みの割合は2÷8=25%です。「受け取ったのは8件中4件だから半分は済んだ」とは数えません。

優先順位の決め方

【編集部の提案】残りの6件の優先順位は、次の順で決めます。

  1. 切り替えの日を動かす行のうち、期限が早いもの:A-02(支払い、11月12日(木)12時)、A-04(リスト、同日17時)、A-03(計測、11月13日(金)17時)
  2. 切り替えの日は動かさないが、受付や運用の続きに関わるもの:A-06(LPの編集の権限)
  3. それ以外:A-08(UTMの決まり)、A-07(素材の原本)

A-02の支払いは、支払いの方法と、どちらの側が支払いを管理しているかがまだ分かっていません。前の節で紹介した支払いの条件に当てはまるかを、つながりを外す日を決める前に確かめる必要があるため、いちばん先に確かめます。

判断の時点を先に決める

この会社では、判断の時点を2つに分けました。11月12日(木)18時は暫定の判断で、A-02とA-04の状態を見て、予定日を延ばす見込みがあるかを関係者へ伝えます。最終の判断は、A-03の確かめる期限(11月13日(金)17時)の後の、11月13日(金)18時です。その時点でA-01〜A-04のどれかが確認済みになっていなければ、切り替えの予定日を11月16日(月)から延ばすと、11月10日(火)の時点で決めておきます。後から判断の基準を変えないためです。見込みだけで切り替えを承認することはしません。

A-06のLPの編集の権限は、旧代理店の担当者が11月11日(水)まで休みのため、11月11日(水)の朝に旧代理店の代わりの窓口へ連絡します。編集の権限がなくても、今のLPはそのまま表示されているため、切り替えの日は動かしません。ただし、切り替えた後にLPを直す予定がある場合は、その予定を、権限を受け取るまで延ばします。期限の11月12日(木)12時までに届かず、出せるかどうかの返事もなければ、その時点で欠品にするか期限を延ばすかを、承認する人が決めます。

A-07の素材は、使ってよい条件が分かるまで、新しい広告には使いません。今出ている広告にも同じ素材が使われているため、その広告で使ってよい条件も旧代理店に確かめます。条件が分からないままの場合に、今の広告を止めるか、別の素材に差し替えるか、確かめる間はそのまま出すかは、11月13日(金)17時までに承認する人が判断します。新しい代理店が新しい素材を用意するかも、同じときに決めます。

一覧を受け取ることと、依存を解消することを分ける

A-04の行の完了の条件は、「使っているリストの一覧を受け取り、中身を確かめた」ことです。一覧を確かめても、前の代理店の側のリストに頼っている状態が解消したわけではありません。そこで、依存を解消する作業は、台帳の行とは別に、変更の記録に次のように書きます。

受け取りと依存の解消の完了の条件を分ける例(架空、仮の値)
記録すること完了の条件担当・期限
台帳A-04使っているリストの一覧を受け取り、確かめる一覧の広告グループの名前が、管理画面の広告グループと照合できた新代理店・11月12日(木)17時
変更の記録C-01前の代理店の側のリストに頼る広告グループの代わりのリストを用意する代わりのリストが使える状態になり、使う広告グループを新代理店と広告主の窓口が確かめた新代理店・11月27日(金)17時

前のMCCとのつながりを外す判断は、C-01が完了の条件を満たしたことを確かめた後にします。A-04が確認済みになっただけでは、外す判断をしません。

判断の時点の記録(架空)

11月12日(木)18時の暫定の判断の時点で、A-02は確認済み(月ごとの請求書払いで、旧代理店の側が支払いを管理していると分かった。広告主の側の新しい支払いの設定を用意し、11月16日(月)に承認した順番で切り替える計画にした)、A-04は確認済み(旧代理店の側で作られたリストを使う広告グループが2つあると分かり、C-01を作った)になったとします。この時点では、A-03がまだ確認待ちのため、承認する人は「予定日を動かさない見込み。最終の判断は13日18時」とだけ関係者へ伝えます。

11月13日(金)16時に、A-03が確認済み(新旧を分けたテストで、新しい設定に1件として記録されたことを照合)になったとします。18時の最終の判断で、承認する人は、切り替えの日を動かす4つの行(A-01〜A-04)がすべて確認済みであることを見て、運用の担当の切り替えを予定どおり11月16日(月)に行うと決めます。同時に、C-01が完了するまで前のMCCとのつながりを外す日を決めないこと、新しい支払いの設定が有効と確かめるまで支払いを切り替えないことも、承認の記録に書きます。

数え方:時点と分母をそろえる

台帳の進み具合や、切り替えの前と後の数字を比べるときは、いつの時点の、何を分母にした数字かをそろえます。

台帳の進み具合の式

台帳の進み具合の数え方(編集部の提案)
数字式架空の台帳での値
分母台帳の行の数 − 対象外8 − 0 = 8件
確認済みの割合確認済み ÷ 分母2 ÷ 8 = 25%
受け取ったが確かめていない受領済み・確認待ちの件数2件
切り替えの日を動かす残り動かす行のうち確認済みでない件数3件(A-02、A-03、A-04)

数える時刻は、毎回同じにします。この例では、平日の17時に台帳を見ると決めています。時刻が日によって違うと、件数の動きが、作業が進んだためなのか、数えた時刻が違うためなのかが分からなくなります。

切り替えの前と後を比べるとき

【編集部の提案】切り替えの前と後の数字を比べるときは、次の4つをそろえます。

  • 期間の長さと曜日の並び(28日と28日なら、曜日の並びもそろう)
  • 費用の数字の種類(管理画面の費用か、請求額か)
  • 問い合わせの数え方(受付の台帳か、広告の画面か)
  • 除くもの(テストの送信、営業の連絡、重複)

切り替えの日の前後には、テストの送信が増えます。テストの送信は、送った日時と人を受付の台帳に書き、件数から除きます。除いた件数も記録に残し、除く前と除いた後の両方を見られるようにします。

7日後と28日後に見直す

切り替えが済んだら、7日後に回っているかを見て、28日後に同じ数え方で続ける・直す・保留を決めます。この例では、切り替えの日が11月16日(月)のため、7日後は11月23日(月)、28日後は12月14日(月)です。

切り替えの日、7日後、28日後の3つの時点で、確かめることと判断の選択肢を並べた説明図
図:切り替えの日から28日後までの見直し(編集部の提案)(Akatsuki編集部作成)図を拡大して見る

図の内容:左から「切り替えの日」「7日後」「28日後」の3つの時点を並べています。切り替えの日には、配信と支払いの状態、テストの送信での通知と計測の記録を確かめ、テストの送信を受付の台帳に書きます。7日後には、確認待ちと欠品の行が残っていないか、計測が切り替えの前と同じものを数えているか、前の権限を外す条件と予定日が書いてあるかを確かめ、この時点では運用の良し悪しを決めません。28日後には、切り替えの前の28日間と同じ数え方で、費用・問い合わせ・除いたものを並べ、続ける・直す・保留のどれかを決めます。下の注記に、日程は見直しの区切りで、成果が出る時期を示すものではないこと、件数が少なければ28日後も保留にすることが書かれています。

7日後:引き継ぎが閉じたかを見る

【編集部の提案】7日後に見るのは、広告の成果ではなく、引き継ぎが閉じたかどうかです。

  • 台帳に「受領済み・確認待ち」と「欠品」の行が残っていないか。残っている場合、理由と次の期限が書いてあるか
  • 計測が、切り替えの前と同じ種類の問い合わせを数えているか
  • テストの送信が、受付の台帳で除けるようになっているか
  • 前のMCCとのつながりや前の代理店の権限を外す条件(この例ではC-01の完了)と、確かめる予定日が書いてあるか

問い合わせの件数が少ない会社では、7日間の件数は曜日や休業日の影響を受けやすく、比べる材料として足りない場合があります。この記事の手順では、7日後は引き継ぎが閉じたかを見る区切りとし、新しい代理店の運用の良し悪しは決めません。

28日後:同じ数え方で並べて決める

【編集部の提案】28日後には、切り替えの前の28日間と、切り替えの後の28日間を、同じ数え方で並べます。

28日後に並べる数字(架空、仮の値)
数字前の28日間(10月19日〜11月15日)後の28日間(11月16日〜12月13日)
広告の費用(管理画面)記録した値記録した値
受付の台帳の問い合わせ9件8件
除いたもの(テストの送信)2件4件
除いた後の問い合わせ7件4件

この例では、除いた後の問い合わせは7件から4件になっています。ただ、件数が少ないため、3件の差だけで、新しい代理店の運用が良くない、または前の代理店のほうが良かったとは決めません。季節、休業日、ほかの集客、計測の切り替えの期間の影響を確かめ、判断できない場合は保留にします。

続ける・直す・保留

28日後の3つの判断(編集部の提案)
判断当てはまる場面次にすること
続ける引き継ぎが閉じ、数え方がそろい、目的の文に書いた困りごとが解消に向かっている次の28日の見直しの日を決める
直す計測や受付の数え方にずれが見つかった、目的の文の困りごとが残っている直すことを1つに絞り、担当と期限を決める
保留件数が少なく比べられない、計測の切り替えの影響が残っているもう28日、同じ数え方で記録を続ける

28日後に判断するのは、乗り換えの目的の文に書いた困りごとが解消に向かっているかです。例えば、目的が「問い合わせまでを一緒に見てくれる代理店に変えたい」なら、報告に問い合わせの件数との関係が入るようになったかを見ます。広告の費用や問い合わせの件数だけで判断しないことが、少ない件数で結論を急がないための工夫です。

数字をどう読み、何を比べるかを決めてから並べる考え方は、集客データの見方:数字を並べる前に決めておくことでも扱っています。

登録なしで使える20項目の点検表

ここまでの内容を、20項目の点検表にまとめます。登録や入力の送信は要りません。印刷するか、表計算のシートに写して使ってください。当てはまらない番号は、次の節の受領票と修正の欄に書き出します。

広告代理店を乗り換える前の20項目の点検表
番号確かめること確かめ方当てはまらないときの次の一手
1乗り換えの目的が1つの文で書かれている目的の文を読み返す困りごとと変えたいことを1つの文にする
2乗り換えの前の数字に、期間・分母・除いたものが書いてある書き残した数字の表を見る期間と数え方を書き足す
3続ける部分と変える部分を分けている判断の表を見る続ける・一部を変える・作り直すを決める
4アカウントのID・契約上の扱い・アクセス権を別の欄に書いている台帳の欄を見る3つの欄に分ける
5自社の社員の管理者が2人以上いるアクセス権の一覧を見る2人目を追加する日を管理者が決める
6前の代理店や退職した人のアクセス権の範囲を書いているアクセス権の一覧と台帳を見比べる範囲を書き、外す日は後の段階で決める
7引き継ぐ資産を1件1行で書き、使っていないものを対象外と書いている空欄の行がないかを見る確かめて、対象外か状態を書く
8各行に出す人・受け取る人・期限(日付と時刻)がある台帳の欄を見る担当を1人ずつと時刻を書く
9受領済み・確認待ちを完了と数えていない完了の数え方を見る確認済みだけを数える
10台帳や連絡にパスワード・カードの番号・顧客の情報を書いていない台帳と連絡の本文を見る消して、決めた方法で受け渡す
11受領の証跡が、後から別の人が確かめられる形で残っている証跡の置き場所を開く日時と確かめた人を書き足す
12広告主の側の窓口と承認する人が決まっている役割の表を見る1人ずつ決め、不在のときの代わりを書く
13支払いの方法と管理している側を確かめ、切り替えの順番を承認した支払いの設定と承認の記録を見る確かめるまでつながりを外す日を決めず、二重に支払う状態を作らない
14前の代理店の側のリストを使う広告グループの一覧を確かめ、代わりの準備を別に記録した台帳と変更の記録を見る代わりの準備が済んだと確かめるまで外さない
15計測の設定がどのアカウントのものかを確かめ、新しい設定を新旧に分けてテストしたテストの送信と記録を見る新旧を分けて記録し、合計せず、どちらを使うかを担当者が決める
16LPの編集の権限、置き場所、フォームの通知先を確かめた編集できる人と通知の宛先を見る旧代理店に確かめ、台帳に書く
17素材の原本と使ってよい条件を確かめた条件の書面の有無を見る条件が分かるまで新しい広告に使わない
18段階と関門、止まったときに判断する人が決まっている段階の表を見る当日に確かめる人と判断する人を決める
19承認を、承認した人・日時・理由と一緒に記録している承認の記録を見る1行で書き残す
207日後・28日後の見直しの日と、同じ数え方が決まっている予定表と数え方の表を見る日と数え方とテストの送信の除き方を書く

点検表の使い方

【編集部の提案】最初は、広告主の窓口と承認する人で、1から20まで一通り確かめます。13・14・15が当てはまらない場合は、ほかの番号より先に確かめ、確かめ終わるまで、前の代理店とのつながりを外す日を決めません。切り替えの日の前日にもう一度すべての番号を確かめ、7日後の見直しでは9・11・16・20を中心に確かめます。

受領票と、担当・期限・完了条件の書き方

台帳は全体の進み具合を見るためのものです。1つの資産を受け取るときは、受領票に、受け取った内容と確かめた結果を書きます。点検表で当てはまらなかった番号も、同じ形で書き出せます。

受領票の欄(編集部の提案)
欄書くこと
台帳の番号A-03のような番号(点検表の番号でもよい)
受け取ったものファイルの名前や設定の名前、期間(中身や秘密の情報は書かない)
出した人・受け取った人・日時誰から誰へ、いつ受け取ったか
確かめた内容何を開いて、何が分かったか
完了の条件どうなったら確認済みにするか
担当・期限確かめる人1人と、日付と時刻
結果台帳の状態(確認済み・受領済み・確認待ち・欠品など)と、確かめた日時

完了の条件を、先に書く

【編集部の提案】受領票でいちばん大切なのは、完了の条件を、受け取る前に書いておくことです。「計測の設定を受け取る」だけでは、ファイルが届いた時点で終わりにしてしまいがちです。「テストの送信が、決めた新しい計測の設定で1件として記録され、前の設定の記録とは分けて、受付の台帳のテストの送信の行と照合できた」のように、確かめれば誰でも同じ結論になる条件にします。

記入例(架空の住宅リフォームの会社、仮の値)

受領票の記入例(架空、仮の値)
欄記入例
台帳の番号A-03
受け取ったものコンバージョンの計測の設定の一覧(設定の名前と、数えている問い合わせの種類)
出した人・受け取った人・日時旧代理店→新代理店・11月10日(火)11時
確かめた内容一覧の設定のうち、フォームの送信を数えている設定が、前の代理店の側のものかを確かめる
完了の条件新しい設定でテストの送信が1件として記録され、前の設定の記録とは分けて、受付の台帳のテストの送信の行と照合できた
担当・期限新代理店の担当・11月13日(金)17時
結果11月10日(火)17時の時点では受領済み・確認待ち(テストの送信はまだ)。11月13日(金)16時に確認済み

受領票の担当と期限も、台帳と同じように1行に1人、日付と時刻まで書きます。結果を確認済みにしたら、台帳の同じ番号の行の状態と「確認した人と日時」を同時に書き換えます。片方だけを書き換えると、台帳と受領票のどちらが正しいかが分からなくなるためです。

よくある質問

代理店を変えると、広告は必ず止まりますか

この記事では、止まるかどうかを一律には決めていません。Google広告で、前の代理店とのつながりを外す前に確かめる条件は、「支払い・共有のリスト・計測のつながりを確かめる」の節で紹介しています。条件に当てはまるかを、つながりを外す日の前に確かめてください。ほかの媒体については、各媒体の最新の案内で確かめてください。

前の代理店が資料を出してくれません

出せないと返事があった場合は、台帳の状態を欠品にし、返事の日時と理由を書きます。返事がないまま期限を過ぎた場合は、承認する人が欠品にするか期限を延ばすかを決めます。そのうえで、欠けたままだと切り替えの日を動かすかを判断します。契約上、出してもらえるものかどうかの判断が要る場合は、契約の担当者や専門家に確かめてください。この記事では、契約上の判断はしません。

新しい代理店に、すべての作業を任せてもよいですか

資産を確かめる作業の多くは、新しい代理店にお願いできます。ただ、承認する人と、台帳の正本を持つ人は、広告主の側に置くことをすすめます。切り替えるかどうか、どの欠品を受け入れるかは、広告主が決めることだからです。

まとめ:受け取ったものを、確かめた状態で数える

  • 乗り換えの目的と今の数字の根拠を1枚に書き、続ける部分と変える部分を分ける
  • アカウントのID・契約上の扱い・アクセス権を別々に書き、自社の管理者を2人以上にする
  • 引き継ぐ資産を1件1行の台帳にし、出す人・受け取る人・期限・受領の証跡・確認した人を書く。秘密の情報は書かない
  • 支払い・共有のリスト・計測のつながりを先に確かめ、止まる場合を前提に段階で切り替える
  • 受領済み・確認待ちや欠品を完了と数えず、確認済みだけを数える
  • 7日後に引き継ぎが閉じたかを見て、28日後に同じ数え方で続ける・直す・保留を決める

代理店の乗り換えは、受け取ったものの量ではなく、確かめたものの数で進み具合を見ます。今日できることは、引き継ぐ資産を書き出し、支払い・リスト・計測の3つの行の状態を確かめることです。

今日やること

  1. 乗り換えの目的を1つの文で書き、乗り換えの前の28日間の数字を、期間・費用の種類・問い合わせの数え方・除いたもの(テストの送信など)と一緒に書き残す
  2. 引き継ぐ資産を1件1行の台帳に書き出し、各行に出す人・受け取る人・期限(日付と時刻)・状態を書く。パスワードやカードの番号、顧客の情報は書かない
  3. 支払い・共有のリスト・計測の3つの行を先に確かめ、確かめ終わるまで前の代理店とのつながりを外す日を決めない。切り替えの日の7日後と28日後の見直しの日を予定表に書く

出典・編集方針

  • この記事の手順、乗り換えの目的と数字の根拠の書き方、3つの言葉の区別、資産の一覧と台帳の欄、6つの状態、受領の証跡、3者の役割と期限、5つの段階と承認の関門、前・当日・後の確認、例外の扱い、進み具合の数え方、7日後・28日後の見直しの区切り、20項目の点検表、受領票は、Akatsuki編集部の実務提案です。特定の会社で効果を測った結果ではなく、広告の費用が下がることや問い合わせが増えること、切り替えの途中で広告が止まらないことを約束するものではありません。
  • 住宅リフォームの会社の台帳(A-01〜A-08)と日付(11月の仮の日付)、依頼の文面、判断の記録、28日間の件数、受領票の記入例、本文と図版の時刻・件数は、説明のために作った架空の例と仮の値です。実在の会社の数字や事例ではなく、業種の平均的な数字や目安でもありません。
  • 冒頭の写真風の画像は生成AIで作成したイメージで、実在の会社や実際の管理画面ではありません。本文中の図版3点は、Akatsuki編集部が文字と図形で作成した説明図です。
  • 契約書の解釈や法律の判断、代理店の選び方や料金、管理画面での具体的な操作の手順、アクセス権を実際に変える作業は扱っていません。Google広告以外の媒体の仕組みは確かめていません。本文の「出典1」などの番号は下の一次情報の番号に対応し、内容は確認日の時点のものです。Google広告ヘルプの説明は更新されることがあり、実際に判断するときは、その時点のヘルプと自社の管理画面を確かめてください。この記事は、実際の会社の広告アカウントを点検したものではありません。

一次情報(外部サイト)

記事の作り方と訂正の方針は編集方針にまとめています。

執筆

Akatsuki編集部 株式会社Akatsukiの編集担当です。店舗集客、広告・Web改善、AI活用について、判断に役立つ考え方と確認項目を届けます。

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どこで止まっているか、
一緒に確かめます。

20項目の点検表と受領票で確かめても、どの資産から確かめるか、切り替えの日を動かすかを決めきれない点が残った場合は、台帳や受領票の内容(パスワードや支払いの情報、顧客の個人情報は除いてください)をお知らせください。次に確かめることを一緒に整理します。