Akatsuki実践ノート:このメディアをどう設計したか
- こんな方へ
- 自社でオウンドメディアや記事の導線を作ろうとしている担当者、Akatsukiの進め方を知りたい方
- 日付
- 初版
この記事の結論
このメディアは、記事を読んだ人が「自分の場合は次に何をするか」を決められることを目的に設計しました。テーマを三つに絞り、トップでは新着より悩み別の入口を先に置き、記事には結論・チェック表・次に読むガイド・文脈に合う相談を一つずつ付けています。公開時点では、アクセスや相談の実績はまだありません。実績は今後検証します。
この記事で確認できること
- テーマを三つに絞った理由と、トップページの構成の意図
- 記事テンプレート・資料・相談フォームで決めたこと
- 公開後に計測する予定の項目と、まだ分かっていないこと
このノートの位置づけ
「Akatsuki実践ノート」は、私たちが試したこと、その理由、結果、失敗、再現できる条件を記録するシリーズです。成功した話だけに整えず、分かっていないことも書きます。
最初のノートとして、このメディア自体の設計を記録します。このノートは公開時点の記録です。公開時点では、アクセス数や相談件数などの成果はまだありません。ここに書くのは「何を意図して作ったか」と「公開後に何を確かめるか」です。
テーマを三つに絞った理由
扱うテーマは、店舗集客、広告・Web改善、AI活用の三つに絞りました。
Akatsukiの事業は、調査、広告、LP・Web、MEO、SNS、SEO、データ分析、AIまで幅広くあります。しかし、最初から全部を扱うと、一つひとつのテーマの記事が薄くなり、読者が「自分の悩みに答える記事がどこにあるか」を見つけにくくなります。そこで、相談につながりやすく、私たちが実務として説明責任を持てるテーマから始めることにしました。AI活用は、店舗集客や広告の作業を続けやすくするための手段として位置づけています。
カテゴリごとに色を変えることもしていません。媒体全体の色は紺・白・ゴールドに統一し、「ガイド」「記事」「実践ノート」「資料」という種類の表示で、用途を伝えるようにしています。
トップページで決めたこと
| 決めたこと | 理由 | 公開後に確かめること |
|---|---|---|
| 主特集は1本に固定し、自動で切り替わるスライダーにしない | 読者が操作する前に内容が変わると、読みたい情報を見失いやすいため | 主特集からガイドへ進む人がいるか |
| 「悩みから探す」を新着記事より上に置く | 記事数が少ない間は、新着順より悩みの入口の方が迷わず進めると考えたため | 三つの入口のどれが使われるか |
| 人気ランキングを置かない | 閲覧の実績がない段階で順位を作ると、根拠のない情報になるため | 実績が出た後に、置く意味があるか |
| 記事一覧に検索と絞り込みを付け、状態をURLに残す | 共有されたURLや、戻る操作で同じ一覧に戻れるようにするため | 0件になる検索語があるか |
トップの主特集には、「地図で見つけてもらう→Webで興味を持ってもらう→相談・来店につなぐ」という流れの図を置きました。店舗集客の悩みは、この流れのどこかで止まっていることが多いと考えているためです。
記事テンプレートで決めたこと
記事は、検索などからトップを通らずに直接読まれることを前提にしています。そのため、どの記事にも次の要素を同じ順番で置きました。
- 誰向けか・結論冒頭で、対象の読者と結論を先に示します。最後まで読まなくても要点が分かるようにしています。
- 目次とチェック表自分に当てはまる部分を探せるようにし、判断に使える表を本文の中に置きます。
- 今日やること3項目読み終えた後の最初の行動を、小さな作業として示します。
- 出典・編集方針根拠の範囲と、架空の例であることを明記します。数値や順位を根拠なく書きません。
- 次に読むガイドと関連記事2本一本で終わらず、同じ悩みの続きを読めるようにします。
- 文脈に合う相談を一つ記事のテーマに合わせて相談の文言を変え、大きな相談ボタンを一画面に複数並べません。
執筆者はAkatsuki編集部としています。実在の人物の監修や経歴を付けることはしていません。担当者の名前を出す場合は、本人の了承と、書いた内容に責任を持てる体制が整ってからにします。
資料と相談フォームで決めたこと
資料は「店舗集客現状チェック」と「問い合わせ導線チェック」の二つから始めました。どちらもメールアドレスの登録なしで、ページの中でそのまま使えます。チェックの状態は、希望した場合だけ、使っているブラウザーの中に保存します。編集できるCSVとして書き出すこともできます。資料を使うことを、相談の意思表示とは扱いません。
相談は、株式会社Akatsukiの公式サイトの相談フォームで受け付けています。このメディアには入力欄を置かず、各ページの相談の入口から公式サイトのフォームへ移動します。移動するリンクには、どのページから来たかを示す値を付けています。
計測の予定と、まだ分かっていないこと
公開後は、記事の閲覧数だけでなく、記事から資料や相談フォームへ進んだか、相談の内容が私たちの提供範囲に合っていたかを分けて記録する予定です。クリックの数を相談の数とは数えず、フォームの送信が完了したときだけを相談として扱います。
まだ分かっていないことも多くあります。
- 三つのテーマのうち、どれが最も読まれ、どれが相談につながるか
- 記事の冒頭に結論を置く構成が、最後まで読む人を減らさないか
- 登録不要の資料が、相談の前段として使われるか
これらは公開後の数字と、実際の相談の内容を見てから判断します。結果が出たら、うまくいかなかったことも含めて、このシリーズで記録する予定です。
今日やること
- 自社のメディアや記事で、扱うテーマを三つ以内に書き出してみる
- よく読まれている記事の最後に、次に読む記事と相談の入口があるかを確かめる
- 資料や相談フォームの完了を、クリックとは分けて数えられるかを確認する
出典・編集方針
- この記事は、本メディアを設計・実装した際の意図を、Akatsuki編集部が記録したものです。公開時点の記録のため、アクセス・相談・受注などの実績は含みません。実績は今後検証します。
- 設計の検討では、複数の企業メディアの公開画面を参考にしましたが、各社の成果とデザインの因果関係は検証していません。
記事の作り方と訂正の方針は編集方針にまとめています。